1977-04-26 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
続いて機械設備、これが大体三五%、それから化学品のようなものが一一%でございまして、輸入の方では、木材が大体輸入総額の三六%、それから鉱物性原燃料、すなわち原料炭、石油、石油製品等でございまして、これが二〇%、それから繊維原料、綿花、麻等で、これが一五%程度でございます。大体、製品を出しまして原料を入れておる、こういうパターンでございます。
続いて機械設備、これが大体三五%、それから化学品のようなものが一一%でございまして、輸入の方では、木材が大体輸入総額の三六%、それから鉱物性原燃料、すなわち原料炭、石油、石油製品等でございまして、これが二〇%、それから繊維原料、綿花、麻等で、これが一五%程度でございます。大体、製品を出しまして原料を入れておる、こういうパターンでございます。
客観性がないとおっしゃいますが、昨年暮れに繊維関係の原料、綿花、羊毛の自由化を発表いたしましたところ、毛糸は相当下がっております。綿も上がり方をとめて下がりぎみでございます。こういうことがいわゆる特権階級を排除して経済の正常化のためだ。おわかりになると思います。
てまして、需要家が最小限度必要であるという数量を需要家に割り当て、需要家が商社を使って買うということはやむを得ない措置であったわけでありますが、だんだん外貨の事情も好転いたしましたので、商社にまず割り当てて、商社がその自主的な判断に基いて最も有利な時期に、有利な市場で買い付けるということが、かえって外貨を効率的に使うゆえんではないかということから、従来、これは一つの方向でございますが、たとえば製鉄用原料、綿花
たとえて申しますると、二十七年度の貿易統計を見ますると、綿花貿易、すなわち原料綿花を輸入して製品を輸出したそのバランスが、二億二千万ドルの赤字になつております。羊毛貿易の帳じりを見ますと一億二千万ドルの赤字でございます。
第三に、原料綿花の輸入について各国の業者が採算上輸入を希望してないようなものも、現在の世界の趨勢から申しますと、各国の貿易協定の円滑な運営を可能ならしめるためには、必要な場合には業者の共同行為によつて、これを輸入する措置が講ぜられて、すでにそういう例もあるのでございます。この三つのことは、現在においてもやはり必要なことである。
然るにその生産コストを検討して見ますると、日、英、米の綿業における原料綿花代を仮に今一〇〇としますれば、労働賃金部分即ち紡積賃、織工賃、これを調べて見ますと、原綿の一〇〇に対しまして日本では労働賃金部分が二八・九%、米国では、これに対して一〇二・二%、英国では一四二・一%となつております。即ち日本の工賃は原綿代の三〇%にも足りない。
それから綿花のごとく原料を輸入してそのまま輸出するというものに対しては、輸出原料になつた分に対しては別の原價を付けるものと思いますが、内地に放出します原料綿花は、内地の綿糸のマル公から加工費を引いだものを原料代といたしておりますので、そのレートを出しましたのは余り意義がないことになりでおります。